12/20セミナー振り返り

先日の告知のとおり、20日に「エンディングノート 残したいことをまとめるコツ」セミナーを開催いたしました。
今回のセミナーでは13名の方が参加され「満足度の高い」「理解できた」とご好評をいただきました。
前回、前々回と連続で参加いただいた3名の方に加え、始めての方も多くみられました。
その後のお茶会の場でも、大変有意義なお話ができたと思います。
参加者の皆さま、ありがとうございました。

主催者の南口和秋さん

アンケートを集計して

参加された13名の方のうち10名の方にアンケートの回答をいただきました。
まず受講理由として最も多く挙げられたのは、「自身の終活に備えるため」でした。
エンディングノートはいざという時、ご自身の希望をご家族に伝えるツールとなります。
ご自身の終活をより良いものとするため、参加を決められた方が多かったという印象です。

また終活で関心がある項目をお聞きしたところ、
・身の回りの整理(50%)
・医療・介護(30%)
・葬儀供養(30%)
・相続(30%)
・お墓(20%)
・遺品・空き家問題(20%)

という結果となりました。やはり「身の回りの整理」に対して関心やお悩みを感じていらっしゃる方が多いようです。

セミナーの内容に関しましては、
「折に触れ学習すべき内容。参考にする。」
「何度も書き直しができるよう、鉛筆を使うという説明が良かった。実際にボールペンで書いて失敗したことがある。」
「書けるところから埋めていくというやり方でやっていく。」
というお声をいただきました。お伝えした『心がけること』3点を心に留めてくださった方がいたようで、嬉しかったです。

今年をふりかえるお茶会

セミナ―後のお茶会では、予想以上の盛り上がりを見せました。
その中で話題に上がったお話をいくつかご紹介します。

お茶会の和気あいあいとした様子

*遺品整理
「嫁に来た者は、対処がなかなか難しい。主人が先頭に立ってやってほしい。」

たしかに遺品整理は判断に迷うことが多いです。血のつながっていない親族の方の持ち物となれば、なおさらでしょう。
金銭的な価値ではなく「だれかとの思い出」という価値は、その思い出を分かち合った当事者でなければ知りえないからです。
ひとつの案として挙げさせていただくとすれば、「そのカテゴリーで何点まで残す」方法があります。
この方法であれば、判断基準を設けやすいため効率の良く、かつご親族とのトラブルも起きにくいと思われます。

*農地売買
「高齢化で耕作が難しい。将来子供に継がせることも、土地の買い取り手を見つけることも難しい。」

後継者のいない農地の増加が、全国的にも問題となっています。
解決策としては、このようなものがあります。
・知り合いの農家や農地中間管理機構に貸し出す
・自治体に寄付する
・農業法人や積極的に農業をしたいという人に売却する
他にも「農業公社」に相談するという方法もあるようです。

今年はたくさんの方々に「とっとり終活ホットライン」を知り、活動の場に足を運んでいただきまして、誠にありがとうございました。
2025年も、皆さまがより充実した生活を送られ、お子さまやお孫さまの憧れとなるようサポートいたします。
今後ともよろしくお願いいたします。