今やるからこそ、意味がある!~生前整理のススメ~
なやみの種、生前整理
昨年末におこなったセミナーにて、参加者の皆さまに「終活で関心のある項目」を伺ったところ、半数の方に「身の回りの整理」との回答をいただきました。

なにから始めていいか分からない…

ついつい後回しにしてしまう…
生前整理って、なに?
身の周りの整理には「生前整理」「老後整理」のふたつがあります。
生前整理は、自分が元気なうちに自分の身の回りの整理を行うことです。
・持ち物の整理:不用品の処分
・書類の整頓:契約書や証書の保管
・遺言書の作成:相続に関する意思表示
・思い出の整理
これは、もしもの際にお子さまやお孫さまの負担を和らげるための整理といえます。
対して老後整理は、老後の生活をより快適に過ごすための準備をすることです。
・住居の見直し:バリアフリー化や住み替えの検討
・資金計画:生活費などの
・健康管理
いざ、始めてみましょう!
整理の進め方
- 1. 計画を立てる
- 最初に、期限を決めておきます。半年未満に設定しておくのがオススメです。
どのような順序で、何を整理するかの計画を立てます。
例:「まずは今のタンスから。」
「それが終わったら、本棚。」…
- 2.リストをつくる
- 大切なものや思い出の品など、整理する項目をリストに書き出します。
これにより、見落としを防ぐことができます。
例: ・衣服 ・本 ・アルバム
- 3.「いる」「いらない」を明確にする
- 持ち物を「必要」「不要」の2つのカテゴリに分けます。
どうしても決められないもの、現時点で不要とは言い切れないもの、ご家族と相談する必要があるものは「保留」として置いておいてもよいかもしれません。
おすすめなのは、大きな段ボールを複数用意してそれぞれに「必要」「不要」とラベルを貼り、そこに物を入れていくという方法です。
思い切りよく決断することが重要です。
不要なものはリサイクルや寄付、処分を検討しましょう。
- 4. 書類の整理
- 重要な書類(遺言書、契約書、保険証書など)を整理し、わかりやすく保管しておきます。
特に「重要書類の保存場所がわからず困っている」というご遺族の声が少なくないようです。
書類の整理は、後々のトラブルを防ぐためにも必要な手順です。
- 5. 財産の整理
- 銀行口座、不動産、株式などの財産について整理し、リスト化しておきます。
また、財産分与の意向を家族に伝えることも考えましょう。
- 6. ご家族と共有する
- 『3.「いる」「いらない」を明確にする』で「保留」としていたものについて、ご家族に相談してみましょう。
この際に、『4. 書類の整理』で整理した書類の所在も伝えておくとよいと思います。
- 7. 定期的な見直し
- 一度整理を終えたら、それで終わりではありません。
定期的に見直しを行い、必要に応じて更新していくことが大切です。
失敗しないコツ
無理はせず、計画的に
「家の中を整理する」といってしまえば簡単なように聞こえますが、実際に始めようとすると骨が折れそうです。
人は大変そうな仕事を目前にすると、ついつい腰が重くなってしまうもの。
しかし、整理は一度にしなければならないわけではないのです。
「今日はここを整理する!」と決めて、それを少しづつ続けていくのが、継続の秘訣です。
『不決断こそ最大の害悪』~ルネ・デカルトに倣って~
日頃の整理整頓でもよくあること、それは「処分するか迷った挙句、そのままにする」です。
折角手を付けたのにそのままにしておくのは、「なにもしていない」のと同じではありませんか?
トヨ実際にトヨタでは、5S(理・整頓・清掃・清潔・しつけ)の実践として、使わない書類は1日、名刺は1年で捨ててしまうようです。
「ここ一年使わなかったもの」は「今後も使わないもの」です。
人生、時には思い切りが必要なのです。
最後に
なかなか手をつけづらい生前整理ですが、このブログを通してハードルが低いように感じていただければ幸いです。
ただ、処分の方法など、ご自分ではどうにもならないことも多いと思われます。
そんなときには、ぜひ「とっとり終活ホットライン」にご相談ください。
とっとり終活ホットラインでは、お客さまお一人おひとりのこれからがより良いものになるよう、全力でサポートさせていただきます。
どんなに些細な不安や疑問も、ぜひ一度お話してみてはいかがでしょうか。